不動産売却でよくあるトラブルと防ぎ方|品川区の契約不適合責任
2026/08/23
「引き渡した後に、雨漏りがあったと連絡が来たらどうしよう」——戸越エリアで売却のご相談をお受けしていると、こうした不安の声を聞くことがあります。売却後のトラブルは、誰にとっても避けたいものです。この記事では、不動産売却で起こりやすいトラブルの傾向と、その背景にある『契約不適合責任』という考え方、そしてトラブルを未然に防ぐためにできることをご紹介します。
不動産売却で起こりやすいトラブルの傾向
売却後のトラブルには、いくつかの典型的なパターンがあります。
引き渡し後の設備不具合をめぐるトラブル
給湯器やエアコン、雨漏りなど、引き渡し後に見つかった不具合をめぐって、買主から連絡が入るケースがあります。売主が把握していなかった不具合であっても、後から問題になることがあります。
境界・越境をめぐるトラブル
隣地との境界があいまいなまま売却し、後になって越境物や境界の認識違いが判明するケースも見られます。特に旗の台エリアのような住宅密集地では、こうしたご相談が比較的多い印象です。
契約前後の「言った言わない」のトラブル
口頭でのやり取りだけに頼ってしまい、契約書に記載がないことで後々認識のずれが生じるケースもあります。重要な取り決めは、必ず書面に残しておくことが基本です。
「契約不適合責任」とは何か?
これらのトラブルに関わってくるのが『契約不適合責任』という考え方です。売買契約の対象となった不動産が、契約の内容に適合しない状態であった場合、売主が一定の責任を負う可能性があるというものです。
具体的にどんな場合に問題になる?
たとえば、契約書や告知書に記載のなかった雨漏りや、給排水管の不具合が引き渡し後に発覚した場合などが該当し得ます。一方で、契約時にきちんと告知し、契約書にその旨を明記していた事項については、問題になりにくい傾向があります。
契約書での取り決めが重要な理由
契約不適合責任をどこまで負うか、あるいは免責とするかは、契約書の記載内容によって大きく変わります。だからこそ、売主自身が把握している物件の状態を漏れなく告知し、契約書に反映しておくことが重要になります。
トラブルを防ぐためにできること
トラブルの多くは、事前の準備で防げる可能性があります。
事前の告知書・現況報告書の作成
雨漏りの履歴、リフォームの有無、設備の不具合など、把握している事実は告知書・現況報告書にできるだけ具体的に記載しておくことをおすすめしています。「言わなかった」ことがトラブルの火種になりやすいためです。
気になる箇所は専門家に調査してもらう
築年数が古い物件や、雨漏り・シロアリなどが気になる箇所がある場合は、インスペクション(建物状況調査)を利用して現状を客観的に把握しておくという方法もあります。
契約内容を売主自身もよく理解しておく
契約書は不動産会社に任せきりにせず、売主自身も内容に目を通し、分からない点はその場で確認しておくことをおすすめします。
戸越・旗の台エリアでの当社の対応
戸越・旗の台エリアで売却のご相談をお受けする際は、査定の段階から気になる箇所を丁寧にヒアリングし、告知書の作成をサポートしています。ご不安な点があれば、契約前の段階で遠慮なくご相談いただければと思います。
契約不適合責任に関する制度や解釈は法改正等により変わる可能性があります。2026年(令和8年)時点の情報です。詳細は司法書士・弁護士等の専門家にご確認ください。
まとめ
売却後のトラブルの多くは、事前の告知と契約書への丁寧な記載によって防げる可能性があります。気になる点があれば、抱え込まずに早めにご相談いただくことをおすすめします。
Q. 些細な不具合でも告知した方がいいですか?
A. 些細に思える内容でも、把握している事実はできるだけ告知しておくことをおすすめしています。後々のトラブル防止につながります。
売却後のトラブルが不安な方も、無料査定・売却のご相談はお気軽にどうぞ。


