空き家を放置するリスクと売却・活用の選択肢|品川区版
2026/07/19
# 空き家を放置するリスクと売却・活用の選択肢|品川区版
旗の台エリアをはじめ品川区でも、相続などをきっかけに住む人がいなくなった家をそのままにしているというご相談を当社ではよくお聞きします。空き家は放置期間が長くなるほど選択肢が狭まりやすいため、早めに状況を整理しておくことが大切です。「いつか片づけよう」と思いながら時間が経ってしまうケースも少なくありません。
空き家を放置するとどうなる?
結論として、空き家は放置するほど建物の傷みが進み、資産価値が下がりやすくなります。人が住まなくなった家は換気や通水が行われないため、湿気やカビ、配管の劣化が進みやすいと言われています。目に見えない部分から劣化が進むこともあるため、外から見て問題なさそうでも油断はできません。
建物の劣化が進みやすい理由
人の出入りがない家は空気がこもりやすく、湿気がたまりやすい状態になります。庭木の管理が行き届かなくなることも、外観の印象を下げる一因になります。給排水管も長期間使わないでいると内部が劣化しやすく、再度住む・貸す・売るいずれの場合も点検が必要になることがあります。
近隣トラブルにつながるケースも
老朽化した空き家は、倒壊や害虫の発生といった形で近隣に影響を及ぼすことがあります。管理不全の空き家として自治体から指導を受けるケースもあるため、注意が必要です。台風や大雪といった気象状況によって、屋根材や外壁の一部が飛散するリスクが高まることも懸念点の一つです。
相続登記の義務化は空き家とどう関係する?
2024年(令和6年)4月1日に相続登記の義務化が施行されました。相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内に相続登記の申請が必要で、正当な理由なく怠ると10万円以下の過料の対象になりうるとされています。施行日より前に発生した相続についても対象で、その場合は2027年(令和9年)3月31日までに申請すればよいとされています。
名義が整理されていないと売却できない
相続登記が済んでいない家は、そのままでは売却の手続きに進めません。空き家の活用・売却を考える第一歩として、まず名義の状況を確認することをおすすめします。
遺産分割がまとまらない場合の選択肢
3年以内に遺産分割がまとまらない場合は、相続人申告登記という簡易な手続きで義務を果たしたとみなされる制度もあります。詳しい要件は個別の事情によって異なるため、専門家にご確認いただくのが確実です。
空き家の売却で使える可能性がある特例
相続した空き家を売却する場合、要件を満たせば「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除」により、最高3,000万円の控除が受けられる可能性があります。相続人が相続後にご自身のマイホームとして住んでいた場合は、通常の居住用3,000万円特別控除の対象になることもあります。どちらの制度に該当するかによって手続きの進め方が変わるため、早い段階で確認しておくと安心です。
要件は細かく期限もある
この特例は要件が細かく、適用期限も定められています。「要件を満たせば」という条件付きの制度のため、実際に使えるかどうかは物件ごとの確認が必要です。
※2026年(令和8年)時点の情報です。詳細は税理士・司法書士等の専門家にご確認ください。
売却・活用、それぞれの選択肢
空き家をどうするかは、売却だけでなく活用という道もあります。
売却を選ぶ場合のポイント
早めに売却を決断するほど、建物の傷みが進む前の状態で買い手に見てもらえる可能性が高まります。旗の台エリアのように住宅需要が安定している地域では、状態の良いうちに動くことで選択肢が広がりやすいと当社では感じています。建物の状態によっては、解体して更地で売却するか、建物を残したまま売却するかによって進め方が変わるため、早めのご相談をおすすめします。
賃貸・活用を選ぶ場合の注意点
賃貸として活用する道もありますが、修繕費用やリフォームの負担、管理の手間がかかる点は考慮が必要です。ご家族の状況や将来設計に合わせて検討することをおすすめします。遠方にお住まいで管理が難しい場合は、賃貸よりも売却の方が負担が少ないケースもあります。
よくあるご質問
Q. 相続登記が済んでいない空き家でも査定はできますか?
A. 査定自体はご相談いただけます。ただし実際の売却手続きには相続登記が必要になりますので、並行して進め方をご案内することも可能です。
空き家をどうするか迷われている方は、まず現状を整理するところから当社がお手伝いできます。旗の台エリアをはじめ品川区で空き家のことが気になる方は、無料査定・売却のご相談はお気軽にどうぞ。


