スマートロックでセルフ内見できる未来

/ J-REC公認不動産コンサルタント、宅地建物取引士

弊社では、ITを活用して様々な業務を効率化しつつ、空室対策への取り組みに力を入れています。

その中でも、不動産仲介会社からのお問合せ業務を大幅に効率化するシステムを提供してくれている「イタンジ株式会社」さんのセミナーに2019.6.25に参加をして来ました。

テーマは「スマートロックを活用したセルフ内見」。

そもそも「スマートロック」とは何か?

こんな感じのスマホで解錠できる装置のことです。

これまで内見時の鍵の受け渡しには、予め設置されたキーボックスを用いる、または対面での受け渡しを行う方法が用いられていました。

お部屋を探しているお客様視点では、どちらの方法でも不動産会社の同行が必要で、自身の都合に合わせて即座に内見することが出来ない仕組みになっています。

それを「スマートロック」を用いることで、上記課題を解決することが可能になるというのです!

《Step1》
内見したい物件と日時をWEB(スマホ)から予約。

《Step2》
スマホに電子鍵が届く。

《Step3》
物件に行って、電子鍵で解錠・内見する。
24時間内見対応が可能になる。

《Step4》
退室する時も電子鍵で施錠。
不動産店舗に来店せずに内見完了!

《Step5》
気に入ったら、WEBで申込!

 

不動産仲介会社を介することなく、内見から申込までできてしまうわけです。

まさに「セルフ内見」。

今、お部屋探しをする方はネットで調べるのが当たり前の時代です。

そして、ネットで賃貸を探す時間は「17時以降が6割」を占めるそうです。(アルティメット総研調べ)

スマートロックが普及すれば、不動産仲介会社の休業日や営業時間外でも、ご自身でセルフ内見することができるようになります。

そんな未来が、早ければ2019年の夏にやって来ます。

株式会社ビットキーさんのスマートロックは既存の鍵に取り付け可能で、物件にWi-Fi環境が無くてもOKという優れものです。

弊社でも「セルフ内見」サービスがリリースしたら、一部試験導入したみたいと思います。

大家さんの空室を一日でも早く満室にするべく、今後も情報のアンテナを張ってサービスをブラッシュアップしていきたいと思います。