不動産管理をしていると日々、変化に様々なドラマが起こります。
その中でも良くある事件が「漏水事故」です。
昨日も弊社管理物件にて漏水事故が発生しました。
お電話をいただいたのはマンション1階になるテナント様からでした。
「天井から水漏れがしているんだけど上の入居者に確認してくれませんか?!」
、、、待てよ?このテナントの上階は現在空室で入居者募集中のはず。
誰もいない部屋から水漏れですって??
真っ先に給水管の破損による漏水を疑い現場に行ってみると、2階は水浸し、、、
天井から水が滴り落ちている状況です。
そう、さらに上階からの水漏れだったのです。
2階のお部屋は原状回復工事を終え、入居者募集したてホヤホヤでした。
漏水が原因でクロスは剥がれてしまっています。
これは再度原状回復工事をやり直さなければなりません。
3階の入居者にご協力いただき室内を確認しましたが、室内はキレイな状態。
どうやら原因は2階と3階の間の給水管のようです。
こうなると、まずは漏水箇所を特定して、原因箇所を修理する必要があります。
長く漏水を放置すれば益々被害が広がってしまう恐れがあります。
ここで問題なのは、3階には賃借人が居住中ということ。
2階は不幸中の幸いで空室でしたが、3階は居住した状態で壁や床を開口して原因特定をし、原因箇所を修理しなければなりません。
居住者の協力を得ながら問題解決をしていく必要があります。
果たして漏水問題は無事に解決するのか?
(次回へ続く)