新型コロナウイルスの影響が世界的に大きな問題となっていますが、賃貸経営への影響はあるのでしょうか?
本来であれば、2~3月は引越シーズンで多くの人が動きます。ところが、今年はコロナの影響と働き方改革による転勤が減ったことで、人の移動が昨年に比べて減少傾向にあります。
また、トイレやユニットバスなど、水回り関連設備の不足による影響が出ています。
ちょうどリフォームや新築の工事が進んでいたところにコロナ騒動が重なり、大幅な工期の遅れが出ている状況です。
住宅設備の納期が遅れている背景には、製品によってはそのほとんどが中国で生産されている、という事情があるようです。
不要不急の外出を控える自粛ムードの影響で、飲食店等のテナントは大きく売上を落としていますので、コロナ騒動が長引くと家賃の支払いも苦しくなってくるかもしれませんね。
今すぐ影響はないかもしれませんが、今後不景気に陥ることによって、家賃の滞納などの問題が出てくる可能性もあります。
早く問題が終息することを祈るばかりです。
オーナーの皆様も感染予防に十分お気をつけください。